2019年10月31日

50歳から元気になる生き方




「ゴムヒモ理論」というのをご存知でしょうか。ゴムヒモを引っ張れば元の長さよりは長くなります。いつの頃からか、その伸びるゴムの様子が人間の寿命と似ているのではないかと、どこかのどなたかが言い出したようです。

日本人の寿命は伸ばした紐ゴムに似て、見かけは長くなっているが生命力そのものは昔の方と大差ないのではないかーといったお話であったように記憶しています。   
こうした理論を展開されたのは日本の科学者の方だったようにも記憶していますが、失礼ながらただいま逸名中です。

ちなみに、「ゴムヒモ理論」を耳にする以前から「人生は濃縮ジュースのようなもの」といった内容の話を、これまで幾度となくお仲間や読者の方々にお伝えしていたことをご記憶だろうと思います。


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会報 | 書籍情報 | 姿斉/自然な姿勢の斉えかた
http://www.shisei-planet.com/book/shoseki.html
posted by K at 16:03| 04自然科学

2019年07月31日

オプジーボの真実

『オプジーボの真実』近藤誠
https://youtu.be/3-JlmdC0xWo前編
https://youtu.be/kdzK2QMBsRY後編

国立ガン研究センターの2017年度の発表によると、ガンの死亡者数は男女合わせて37万3千334人であり、男性では肺ガンが、女性では大腸ガンが死亡原因の第一位を占めています。

人間誰しも、生きている限りいつか死ぬわけですから、ガンで死のうが転んで死のうが結果的には変わりはありません。ですが、道端で転んで死ねば大した費用はかかりませんが、ガンで死ぬとなると結構な金額が必要になります。

例えばですが、1年間のガン治療を100万円としてみると(計算しやすいように100万円としています。実際はもっと多くかかるはずです)、2017年の日本ではガンで亡くなるための費用が総勢で3730億円くらいかかったことになります。


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posted by K at 16:17| 04自然科学

2019年06月27日

認知症の真実




 いきなりですが、今回ご紹介している書籍の27ページに掲載されている図表を貼り付けてみました。

 ごちゃごちゃと下手な解説を重ねるよりも、著者が用意された図表をごらんいただいた方がよいと考えました。

 まずは、この図表の一番下に書かれている解説を眺めてみてください。

 向かって左最下段に「厚生省(当時)研究班による老人性痴呆の推計値」とあります。その真上をみると、1 990とあり、さらにその上に棒グラフとともに99、4万人と表記されています。つまり1990年の日本には、100万人弱(国民の約十二人に一人)の老人性痴呆の方々がいたということになります。

 その後1999年の十一月にアリセプトという認知症の薬が日本で開発されます。するとその5ヶ月後の2000年4月に介護保険がスタートします。そしてその2年後には老人性痴呆症患者数が149万人となっています。すでに認知症を治すはずの薬が開発されているにも関わらず、患者数は減るどころか、1990年度の約150%増となっているわけです。

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posted by K at 13:40| 04自然科学

2019年06月06日

めまいは自分で治せる



  今回の姿勢健康の稿で「めまい」についてお話をさせていただきました。

 人体構造のみだれを原因とする「めまい」に関しては姿斉の十八番(オハコ)といい切りたいところですが、そんなにしょっちゅうめまいをお持ちの方が教室に来られるわけではありませんので、ここは8000人のめまい患者を治したという耳鼻咽喉科の先生が書かれた本をご紹介させていただきます。

 本誌「姿勢健康」の稿では「めまい」の原因を耳・目・首といった部位別に分類してお伝えしていますが、本書では症状の違いから「回転性めまい」「浮揚性めまい」「動揺性めまい」「立ちくらみ」の4つに分類されています。
 そして、脳腫瘍などの重篤な障害を除くめまいの根本的な改善法は、平衡機能調整の親玉である小脳の機能を鍛えることにあると書かれています。

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posted by K at 15:09| 04自然科学

2017年12月29日

気象・天気のしくみ



新星出版社
価格1,400円+税

一昨年からお伝えしている申斉は「精神(エネルギー)のしくみとその斉え方」ということになるのですが、その中に「大三気」という用語が出てくることはすでにご承知だと思います。

大三気とは、天気・地気・人気のことです。「天気」とは、地球と人間以外からこの地球全体に届けられるエネルギーのこと。「地気」とは地球自ら放出するエネルギーのこと。そして、天気と地気が交わることで生じる第三のエネルギーを原気とか元気と云うのですが、その内、特に人類を養うエネルギーのことを「人気」と云います。

今回ご紹介している本は、科学の説くところに基づいて編纂されているものであり、天気・地気・人気などといった用語が解説されているわけではありません。

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posted by K at 15:07| 04自然科学

2017年11月30日

ホンマでっか??武田邦彦の『科学的人生論』



武田邦彦 著
飯塚書店 423
価格1,400円+税

ワタシのしがない人生経験の中に「何らかのことを懸命に考えたり行ったりしている時に、なんとなくシンクロ的な現象が生じる」というものがあります。

一般的には「感が鋭い」とか「虫の知らせ」とか、あるいはちょっと格好をつけて「シンクロニシティー」とか「エンタングルメント」−などというようですが、まあ、そんなこんなはともかくも、こうした事が、子供の頃から意外によく起きてきたわけです。

ですから自分自身で今更驚くようなことはないのですが、今回もなんとなくそんな気配がしてきました。

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posted by K at 12:28| 04自然科学

2017年11月11日

図解雑学『病気にならない免疫のしくみ』



安保徹 著
ナツメ社423
価格1,500円+税

本書は、図解雑学シリーズの一冊とありますが、内容の濃さからいえば、雑学どころか、一家に一冊の宝書と呼ぶにふさわしいほどの良本です。

確かに、言ってみれば単なる免疫の本ということなのですが、人間の恒常性維持システムの三銃士が「神経系」「内分泌系」、そしてこれらと鼎をなす「免疫系」であることを知る人にとっては、免疫のしくみを腑に落としておくことが如何に重要であるかということを、今更お断りするまでもないでしょう。

そうした中にあって、特に本書の出来栄えは格段のものがあります。
東西の医学に精通されていた安保先生が、そうした偏りのない視点からまとめたと推測される

本書のような書籍は、金儲け第一主義のいまどきにあっては、なかなか見つけることが難しい部類の最良書であると言えるでしょう。
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posted by K at 16:38| 04自然科学

2016年10月31日

植物はなぜ動かないのか



稲垣栄洋:著
ちくまブルーマリー新書252
820円+税

今回の“自然観つらつら”で、光合成についてお伝えしました。その中の内容のいくつかの出所が本書です。

光合成については以前からいろいろと考えるところがありまして、最近ではそれに関係する資料を、あちこちで探し集めているのですが、本書はそうした中で出会ったもののひとつです。

さきごろ、光合成で生き抜こうとした不食のスイス人女性が亡くなられたという記事を読みました。*1 その女性のチャレンジャーなお気持ちや態度は尊びます。しかし時期が少々はやすぎたようです。

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posted by K at 04:24| 04自然科学

2016年10月03日

断薬セラピー



宇多川久美子:緒
WAVE出版:発行

以前から研修会などで「降圧剤は無理に血圧を下げるので、脳貧血を起こしやすく、その結果認知症を早める可能性が高いのでは?」と――度々お話してきたことはご記憶であろうとおもいます。

また、高齢者は第二の心臓と呼ばれる筋肉の収縮運動が若いころに比較して減少しているので、血圧が高いのは当然・自然である――こともお伝えしてきました。

まあそうは言うものの、一介の姿勢研究家の談ですから、こうした説明をお聞きの皆さん方は、それほど重く受け取られていなかったのではないかと思います。

それでもしつこく云い続けてまいりましたのは、一般的な人体生理学を一通り学んだ者であり、自分自身で考えること――の重要性を忘れていない者であれば、ちょっと推論しただけでも、降圧剤≒認知症の相関性といったカラクリを簡単に気づけるわけです。ですから自分自身の確信の上で、ああしたことをお伝えしてきたのです。

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posted by K at 02:49| 04自然科学

2016年10月02日

不安の力 不確かさに立ち向かうこころ



坂野登:著
頸草書房
価格:本体2,700円+税


 ご承知のとおり、わたしは心理学の専門家でも研究者でもありませんが、なぜか坂野登という教育神経心理学の大家が書かれたが『かくれた左利きと右脳』1982青木書店という本の第二版を愛読していた男でして、この本が大きなヒントの一つとなって、今にわたしの活動につながっています。

 また、こうしたことが縁となり、今から十数年ほど前に、関西のスポーツ会社のお世話で先生と対談させていただいたわけですが、それ以後、わたしのライフワークである姿勢研究の手に負えない部分を、分もわきまえずに、度々先生にお願いしてきたというわけです。

 こうして常々お世話になってきた坂野登先生から、昨年末あたりに、先生の新著「『不安の力』不確かさに立ち向かうこころ」をお送りいただきました。

門外漢ながら、折しも、これまでの自己の経緯や経験をもとに、こころに関する本の執筆を始めていましたので、ワクワクとして拝読させていただきました。

 ただし日本の心理学界の頂点辺りでお仕事をされている坂野先生の頭の中身と、わたしごときの頭の中身とでは雲泥の差があることから、本書の中に立ちはだかる高い壁になんども進路を阻まれながらの、なんとかの通読となりました。

 ですが読後は、意外にとてもさわやかな気分に包まれました。というのも、わたしの雑多な頭で先生が伝えんとしていることを解釈してみると、「不安」という感情は「不安ではない」という安定した心持ちと相補相関的な関係にあり、生きていく活力の源泉ともなっている―ということになったからです。

 本書の副題が示しているとおり、「不安」という一見ネガティブな感情は、変化し続ける不確かなこの世界に進化適応していくため不可欠な感情である―ということになるようです。

 先生に叱られるかもしれませんが、わたしは本書の主旨をこのように捉えました。

 そして、精度や表現方法においては雲泥の差があるものの、すでに印刷にまわっている自著の方
向性と先生の主旨との間に溝が観えなかったことも大きな喜びでした。

 坂野先生はわたしとは違い、やはり学者らしく、古今東西の「不安」に関する研究を前もってしっかりと紹介され、その上で、後半(第9章)にそれらの論を踏まえつつ、ご自分の研究の成果を披露されています。

 姿勢や姿斉(姿勢を斉える技法)を伝える人間にとって、身体の理解はもちろんのこと、心思の理解も欠かせません。

 わたしのような情緒的な文章も、我ながら悪くはないと思いますが、若いころから世界をまたにかけ、最先端の研究を続けてこられた坂野先生の著書に内包される精度の高い資料や文章や解析の成果を、手元に引き寄せることのできるありがたさに気づいていただきたいと願います。

 どうぞご一読ください。

posted by K at 02:54| 01哲学