2008年02月16日

医学の歴史

医学は当然のように自然を読み解くことから始まりました。ギリシャ、エジプト、アラブ、インド、中国など、文明発祥の地に生まれた自然医学がいかにして近代医学への変貌をとげていったのか・・・。本書中にパリで医学を学んだハーヴァード大学のホームズ教授(1809〜94)の「いま使われている薬をすべて海へ投げ込むがいい。サカナには迷惑だが、人類には大きな福音となろう」という言葉が紹介されていました。
歴史書であると同時に近代医学が向かう方向性に警笛を鳴らす一書でもあります。

医学の歴史

梶田昭(著)講談社学術文庫(刊)
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ゆらぎの発想

部品だけをみて全体のすがたを推測することは困難ですが、全体を分解して出てきた部品がどこの部品であるのか・・・は、すでに答えはでています。自然を観ずるとは、そのようなことであると想います。“ゆらぎ”のリズムというのは、全体を観じて出てきた部品の要にあります。本書はその要の様子をおもしろく伝えており、中庸観を深めてくれます。

ゆらぎの発想

武者利光(著) NHKライブラリー(刊)
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バイ菌だって役に立つ

何年か前に本屋の書棚を眺めていたとき、気になる文字が目に飛び込んできた。「清潔好きの日本人の勘違い」。私的にも公的にも、人はいつも勘違いし生きていると考えている人間にとっては、見逃すことのできない本であることを直感した・・・と書くと少々大げさだが、読書後さわやかな気持ちとともに「やっぱり」
と一人うなずいた。

バイ菌だって役に立つ

藤田紘一郎(著)講談社+α(刊)
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人は海辺で進化した

「人類は東アフリカの草原から直立二足歩行して世界中に広がっていった」というのが進化の定説となっているが、「そうではなく、人類の進化は水中生活からはじまり、アフリカの水溝地帯沿いを中心として全世界へ分布していった」というのが本書の主張になっている。体毛の生え方が流水に都合の良い方向に生えている、・・・つづきは、Celへ

人は海辺で進化した

エレイン・モーガン(著)
望月弘子(訳) 
どうぶつ社(刊)
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2008年02月12日

病気の地図帳

病院勤めを行っていない人にとって各種の病気を目のあたりにすることは難しい。本書は各種のびょうきを多くの絵とまとまりのある文章で見開きで一見できるように構成されている。研究者へおすすめの本。

病気の地図帳

山口和也(監修) 講談社(刊)
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2008年01月11日

ゾウの時間ネズミの時間

時間は絶対的なものではなく相対的である、時間の速度は体重の1/4乗となる、たとえば体重10sの人の2時間は160Kgの人の1時間に相当する、ゾウもイヌもネコもネズミもみんなそれぞれにそれぞれの正しい時間をすごしている、らしいです。自然界えらいですね。それを整理してみなに知らしめた著者もえらいですね。そろそろ世間も素直になって、多様世界を認めようね。

ゾウの時間ネズミの時間

本川達雄(著) 中公新書(刊)
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2008年01月10日

進化しすぎた脳

若き薬学者と学生方との対話の中から、脳のしくみ、心のしくみがみえてくる。けっこう専門的で深い話があちらこちらにちりばめられているが、著者の説明上手に助けられて、こちら側のふにゃふにゃ脳にも、なんとかつたわってきた・・・ような気がした。ところで「脳の解析パターンは無限大であり、定量化できない」らしい。無限大であり、定量化できないということは、つまり脳の事は、ホントのところ、だれにもわからないということ・・・になる。わからないということを、わからせていただいて、どうもありがとうネ。

進化しすぎた脳

池谷 裕二(著) ブルーバックス(刊)
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2008年01月09日

脳は何かと言い訳する

『進化しすぎた脳』の著者が、日常会話で、脳の仕組みや働きを教えてくれている。脳や心のしくみは、なるべく若いうちに知っておいたほうがいいです。人生気楽にいけます。

脳は何かと言い訳する

池谷裕二(著) 祥伝社(刊)
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2008年01月04日

安保徹の免疫学入門

免疫学の第一人者が『がんの引き金は発がん物質ではなくあなた自身にある』『手術が引き金になってがんは全身に広がっていく』『免疫学では転移もがんが治る「うれしいサイン」』といいきった。あっぱれ。

安保徹の免疫学入門

安保徹(監修) 宝島社(刊)
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2007年12月20日

『感じる脳』


Cel-2007-12の
Chuyo Libraryで
紹介されました。

著:アントニオ・R・ダマシオ
著:田中 三彦
刊:ダイヤモンド社
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