2015年06月30日

火の路 上・下



松本清張:著
文藝春秋:版
価格:各761円


森村誠一さんという作家をご存じでしょうか。
その昔『野生の証明』という小説や映画で一躍時の人となった作家さんです。ちなみに、その映画の主演男優は、先ごろ亡くなられた高倉健さんでした。

さて、その森村さんが「日本国家がもっとも恐れた小説家」と称したのが松本清張さんです。

清張さんの本というと、怨恨とか殺人の部分が強調された推理小説―というイメージがあるのではないでしょうか。テレビ化されているのは、たいていその手の作品なので、意図的にというか、そのようなイメージが強調されているようです。
まあ、いずれにしても多くの方々の氏に対する印象が怨恨・殺人推理小説みたいなものになっているのは、いたしかないといったところでしよう。

ところが氏の小説の多くは、じつは『裏日本史』を基盤に構築されているのです。

続きは、AWAKER’Sへ
posted by K at 15:36| 09文学

2014年10月31日

インフェルノ





ダン・ブラウン:著、越前敏弥:訳
角川書店

去年の暮に購入していた本ですが、上下巻あるこの本を読み終えたのは、たしか今年の初夏あたりであったと記憶しています。ここ川棚での日常は、自然や実務と懇ろな仲なものですから、小説になかなか手が伸びません。それでも、合間をみつけてぼちぼち読んでおりましたら、初夏辺りになったといった感じでした。
◆   ◆   ◆

『インフェルノ』は、以前世界的な反響を呼び起こした『ダビンチコード』の著者ダン・ブラン氏の新著です。前著ダビンチコードでは、キリストはマリアと結婚しており、その血を引き継いだ子孫がフランスに現存しているといった内容と結末だったと記憶していますが、さて今回は。

つづきは、AWAKER'Sへ
posted by K at 12:24| 09文学

2012年09月30日

火怨 北の耀星 アテルイ



AWAKER'S-2012-09の
Chuyo Libraryで
紹介されました。

高橋克彦著
講談社刊  
価格 上巻800円 / 下巻 860円

本年9月2日にNHKからある発表がありました。
2013年1月から何回かに分けて大型時代劇ドラマ「火怨 北の英雄アテルイ伝」がBSで放映されるというのです。
4月にはNHK地デジでも放映されるそうです。

続きはAWAKER'Sへ・・・。
posted by K at 11:26| 09文学

2012年02月11日

ジェノサイド



AWAKER'S-2012-01*02の
Chuyo Libraryで
紹介されました。

高野和明:著
角川書店:刊
価格1,800円(税別)

たいへんありがたいことに、ここを訪れる競輪選手の中に、わたしの本好きを知っている方がいて、おみやげに毎回、図書券をくださります。そのようなわけで、図書券をいただくたびに何らかの本を購入しているのですが、今回は、昨年から気になっていた本を手にしました。

ひさびさに小説です。だからといって、それだけの理由で本書をご紹介しているのではありません。また、どこかの選考で1位に選ばれたからという訳でもありません。

続きはAWAKER'Sへ・・・。
posted by K at 16:57| 09文学

2011年04月01日

風の陣

AWAKER'S-2011-03の
Chuyo Libraryで
紹介されました。

著者:高橋克彦
発刊:PHP文庫
価格:『立志篇』680円(税込)、『大望篇』840円(税込)
『天命篇』760円(税込)、『風雲篇』720円(税込)


今から1300年ほどの昔、今回被災した福島の北部、そして岩手、加えて青森などのある北日本の地が陸奥(むつ)とよばれ大和朝廷の支配が完全ではなかった頃、西から攻め上げてくる弥生系王朝に追われた縄文系の豪族や蝦夷(アイヌ)、そして仏教導入と同時に蘇我氏に追われた物部氏などが、同じ追われた身として、この地に暮らしていた。

このころ中央では、聖武天皇が国家の安寧を祈願して、本体が銅、表面が金で覆われる大仏建立の詔を発した(天平十六年〈743年〉:奈良の大仏)。ところが時の日本には銅はあっても金はない。しかたなく唐より輸入するが、大仏の全身を覆うほどの金をそろえる事ができなかった。

ところが天平二十一年(749年)、陸奥から黄金が発見されたとの知らせが朝廷にもたらされる。
これより先、陸奥の国は黄金の国と目され、中央国家の標的の的となり、金略奪という明確な目的のもとに北陸侵略の歴史が深まる。

続きはAWAKER'Sへ・・・。




posted by K at 15:18| 09文学